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マント()又はランバキン〔()は、騎士が身につけたマントを模した紋章の構成要素である。エスカッシャンの上のヘルメットに結ばれた生地の形で表され、エスカッシャンの背景を形作る。 == 解説 == そもそも、騎士がマントを身につけたのには2つの理由がある。第1に、周囲の環境からの影響を食い止めるためである。全身を覆う金属の鎧に直射日光が当たることで鎧の内部が極端に暑くなることを少しでも低減させるためが第1で、金属の表面と擦れ合うことで鎧が錆びるのを防ぐ効果もあった。特に、十字軍の遠征のような中東での戦争では強烈な日差しと暑さに対する対策が必須であった。第2に、戦闘において相手の武器をからめとり、直撃を防ぐためであった〔。紋章に描かれるマントは、ヘルメットから吊るすように騎士が身につけた保護布(しばしばリネン)の覆いの描写である。そこから、ずたずたになったマントはその者が戦場で勇敢に戦ったことを象徴するようになり、紙紋章においては勇敢さを示すためにマントは通常、ぼろぼろであるか、ずたずたに断ち切られたように示されるが、美術的な理由からほとんどの場合左右対称である。マントを身につけて戦場に赴くことがなくなった現代でもこの伝統的様式は変わっていない。 稀に、戦闘に関与していなかったことを象徴するためにマントは無傷のカーテンとして示されることがある。ヘルメットは戦闘用の装具であるという仮定と矛盾している存在にもかかわらず、主に戦闘に参加しない聖職者がヘルメットとマントを紋章に使う場合であるが、これは通常紋章デザイナーの判断であって、象徴的な理由というよりはむしろ装飾的な理由のためになされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マント (紋章学)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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